2026.9.4
その他
森と人を守ること
みなさんは森というとどんなことを想像しますか。
私が“森”と聞いて思い浮かべるのは、小学生の頃に演じたある劇です。
学習発表会で『三コ(さんこ)』という、森を舞台にした物語の劇を演じました。
「三コ」という優しい巨人の男が、貧しい人々のために山に木を植え、森を育てていました。
しかし、山火事が起こると、「三コ」は燃えさかる山を抱くように身を投じます。
焼け跡には木を植えるようにと言い残し、命を懸けて山火事を鎮め、人々を救うという物語です。
子どものころの森のイメージは、草花や木、落ち葉、虫など色々な発見があり、まるで冒険をしているような“楽しい場所”でした。
しかし、実際に仕事として森に関わるようになると、たくさんの危険やリスクも伴うため、適切な管理が必要であるという現実が見えてきました。
森林は放っておけば良いわけではなく、山腹崩壊を防ぐための治山の設計や測量、工事が行われています。
また、自然生態系を守るための林道の整備や設計など、見えないところで多くの人の手によって支えられています。
三コが示した森と人々を守る心は、今の私たちの仕事にも通じています。
森を守ることは、未来へ豊かな自然をつないでいくことだと、日々の仕事を通じて実感しています。
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斎藤隆介・作 滝平次郎・画 出版社名:福音館書店 初版発行:1969年 ※表紙画像は、福音館書店の掲載条件を確認のうえ、使用しています。 |