2025.7.4
最近の出来事
魚道改善ボランティアに参加しました
先月末、札幌市西区の琴似発寒川支流の盤渓川にて行われた、NPO法人北海道魚道研究会主催の「魚道改善ボランティア」に参加しました。
昨年は大雨の為、作業ができなかったので、今回は1年ぶりの現地での活動となりました。
琴似発寒川は昭和33年から砂防整備が始まった流域で、サクラマスが遡上する河川であることから、昭和61年から魚道の整備が始まりました。
豊平川のようなたくさんの水が流れる川と違い、小さな川に設置される魚道は土砂や木の枝などにより詰まってしまうことが多く、定期的に取り除く必要があります。
魚道の清掃を行う目的で始まったイベントでしたが、近年、「清掃しないためにはどうするか?」を検討し、簡易な構造物で対策を取り、その結果を確認し、改善する勉強会となっています。
前回(令和5年)の作業では、魚道の水を流し、その勢いで小枝を流すことができるように石を積みましたが、その影響で魚道入り口に土砂がたまってしまいました。
そこで今回はたまった土砂を取り除く作業を行いました。
また、流れてくる枝が魚道内に入らないよう、手前で止められるように木杭を打ち込みました。
一年後には、この対策がどのような効果をもたらすのか、そして次はどのような改善策が生まれるのか、とても楽しみです!
[前回(令和5年)写真]魚道に水が流れるように石を積みました |
小枝がたまって水が流れなくなっていました |
たまった土砂を掘削しています |
現地で対策方法を検討中 |
枝を止めるために木杭を打ちました |